やきもちをやく男性・女性の心理|嫉妬との違いと対応の仕方

マッチの燃えカスで描いたハート

本日は、やきもちをやく人の心理についてです。「ほかの男性・女性と楽しそうに話していると怒る」「父親・母親や友達と仲がよすぎることに拗ねる」などが、やきもちをやいたときによくある態度ですよね。

付き合っている相手がなぜむくれるのか理解できない、拗ねられると疲れるという方には、やきもちをやいてくる彼氏・彼女や夫・妻の気持ちの正体(自分だけじゃないことが寂しい)や、嫉妬との違いを解説します。

そしてすぐ拗ねる人への対応は、「特別な人として扱う」です。姑・舅などパートナーの身内がやきもちやき、シングルファーザー・マザーで交際相手との関係を子供がよく思っていないケースの攻略法もわかります。

なぜやきもちをやくのか?

やきもちをやいてくる人とは、交際相手や配偶者のことを、特別な存在だと思っています。そして自分と同じように、相手にも私のことを特別な存在だと思っていてほしいと感じています。

だけど彼氏・彼女は、仲のいい友人の話ばかりする。旦那・嫁は、自分よりも家族との絆のほうが強いように感じる。私よりも仕事のほうが大事みたいだ。

そういった、「大好きな人に、自分よりももっと好きな人物がいるのかもしれない、大事なことがあるのかもしれない」という疑念。自分と愛する人との愛情に温度差を感じることよって、機嫌が悪くなるのです。

自分だけを見てほしいと言う理由は気持ちに気づいてほしい

付き合っている人が、デート中にほかのかわいい女の子のことを見ていたり、自分が一緒にいるのにイケメンの芸能人に夢中だったりするのは、気分のいいものではありませんよね。

やきもちやきな人がよく、いつも私だけを見てほしいと言うのは、私のことを放ったらかしにしないでほしい=内に秘めている寂しさや不満に気づいてほしいという意味です。

気持ちをちゃんとわかってほしいから、泣くことでアピールします。また、自分だけを見ていてと素直に言えないときは、拗ねる、嫌味を言う、問題を起こすっといった行動で表明します。

ちなみに、やきもちと嫉妬は同じ意味で使われることが多いですが、違いがあるなら嫉妬心は対象がライバルで憎悪をともなう、やきもちは好きな人に気持ちが向いそこまで激しい感情ではないことだといえます。

付き合っていないのにやいてくる人の心理

付き合う前からやきもちをやく人は、あなたから好意を寄せられていることを、内心うれしく思っているといえます。実はすでに恋人気分で、片思いの場合は脈ありだといえるでしょう。

ただ、自分がモテることに優越感を覚えており、自分だけが好きなわけじゃないことがわかって、ぬか喜びさせられたことに腹を立てているパターンもあります。ひいきの客と店員の間でも起こるケースです。

色恋の関係ない同僚や同級生の場合は、職場や学校で特定の人に優しくすることで、あいつだけいい扱いを受けてずるい、不公平だといったうらやましさからやいてくるパターンです。

やきもちをやかれやすい人の特徴

八方美人な男性・女性は誰にでも優しくするので、その分交際相手から拗ねられやすいです。外面がよく、仕事仲間や友人の面倒見はいいが、家庭をないがしろにするタイプも同じくです。

ゲームなどの趣味に熱中しすぎる人、細かいことを気にしない性格で、遠距離恋愛であっても電話やメールをまめにしない人なども、恋人は放置されていると感じて寂しい思いをするでしょう。

人からやきもちをやかれる人は、一つのことに集中すると周りが見えなくなるのです。付き合っていること、夫婦であることの関係性に安心して、パートナーへの気配りを疎かにしてしまっているわけです。

やきもちをやく人の対処法

やきもちをやく癖がある人は、自分は相手にとってほかの人とは違うと思いたいのです。恋人や結婚相手にやきもちをやかせたくないなら、ほかの人にはしないような特別なことを相手にします

例えばほかの人には言わない、「好き」「愛している」「かわいい」「カッコいい」などの言葉を、積極的に伝えます。ストレートに、「あなたの存在を特別に感じている」と言うのもいいでしょう。

ほかの人には絶対に見せない、甘えた姿を相手にだけ見せるのもいいですね。二人だけの思い出を作っていくことも大切です。誕生日や結婚記念日は、ちゃんと二人でお祝いするようにします。

すぐに拗ねる彼氏・彼女や夫・妻との付き合い方は放っておかない

恋愛で拗ねやすい人は、とても寂しがり屋です。パートナーが一人で楽しそうにしているとご機嫌ななめになります。上手に付き合うには、どんなときも自分の彼氏・彼女や夫・妻としてエスコートするのです。

具体的には、「常に近くにいる(相手に寄り添う)」「適度に声をかける」「アイコンタクト」などのテクニックを用いて寂しい思いをさせないことが、むくれさせないための対策になります。

二人っきりのときは、相手に集中する。ほかの人の話題より、自分や相手の話をできるだけする。旅行中、観光に夢中で恋人の存在を忘れるなんて失態も、機嫌を損ねることになるので気をつけます。

趣味などの自分の好きなことは、二人で楽しむと喜ばれるでしょう。拗ねた相手の機嫌をよくするには、「気づかなくてごめんね」と気づかったり、思いっきり甘えさせて落ち着かせるのがコツです。

やきもちをかわいいと思うには好きな証拠だと気づく

「悋気は女の七つ道具」ということわざがあります。意味は、「やきもちは女性の魅力であり、うまく使えば強力な武器になる」です。相手の拗ねやすいところを、愛らしいと思ってみてください(男性の場合でも)。

世の中には、やきもちの対象になると困るどころか喜ぶ人もいます。うれしい理由は、それが愛情のサインだからです。愛されているかの確認のために、わざとやきもちをやかせたいと思う人もいるほどです。

やきもちが面倒くさいときは、それだけ自分のことが好きだから拗ねるんだと思うのが、気にしない方法です。ただしそれを表に出すと、真剣に考えてくれていないと怒られることもあるので、ひそかに喜びましょう。

恋愛以外でやく人との接し方

あなたのことを一方的に気に入っている上司や先輩・クラスメイトに、変にやきもちをやかせないようにするには、たとえ会社や学校に気になる人がいたとしても、みんなの前では平等に扱うといいでしょう。

自分の子供が再婚相手に嫉妬している場合は、一緒にキャッチボールをしたり買い物に行くなど、親子だけの時間を作るといいです。息子・娘の前でパートナーとイチャつくのはNGで、食卓では子供が中心です。

兄弟・姉妹の中で特にやきもちやきな子供には、ほかの子に内緒でお菓子をあげるなど、こっそり優しくするといいです。また、かまってもらえるから拗ねる人には、相手が機嫌を直すまで放置するのもありです。

好きな人の親や子供がやきもちやきなときは

旦那・嫁の両親や親友、付き合っている相手のお子さんなどからジェラシーを向けられるパターンもあります。そういったときには、でしゃばらないことが肝心です。

早く馴染もうとしないで、関係性を築けるまでは、その人とパートナーとの仲を尊重するのです。そして、たまには二人だけの時間を作ってあげ、そこに自分は立ち入らないようにします。

束縛の心理学では、恋人が過干渉をしなくなる方法を紹介しています。ジェラシーの悩みに関しては、人に嫉妬されたときの切り返し方や、嫉妬しやすい性格を直す方法もおすすめです。

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