悪口を報告する心理!あの人がこう言ってたよと伝えてくる人の対処法

相手に話を伝える人のイラスト

「誰々が言ってたんだけど」と、悪口を報告してくる人っていますよね。職場や学校にいる陰口を知らせる人は、どうして傷つくことをわざわざ言ってくるのでしょう?

悪口を報告する心理は、陰口を叩いていた人のことが嫌いだったり、忠告だったり、揉めるのが楽しいからです。あの人がこう言ってたよと伝えてくる人の対処法は、信じ込まない、話に乗らない、付き合わないです。

第三者が言っていた悪口を本人に言う人に困惑している男性や、いちいち陰口を教えてくる同僚やクラスメイトにうんざりしているという女性は、ぜひお読みください。

悪口を報告する人の特徴

まずは悪口を言われていたと教えてくれる人が、あなたのことを悪く言っている人をよく思っていないケースです。心配しているように見せかけて、その裏には攻撃心が隠されています。

前は一緒になってあなたの愚痴や文句を口にしていたのに、仲が悪くなった途端、その人だけが言っていたように話す人もいるので注意が必要です。上司や先輩に告げ口をするなら、点数稼ぎの面もあるでしょう。

仲のいい友達や正義感の強い同僚が、親切心から本人に陰口を報告する場合もあります。言われていることがあまりにもひどいため、本気で心配してくれているのですが、ありがた迷惑なだけのこともありますね。

家族や恋人・友人が伝えてくるなら、あなたの行動におかしいと感じているところや、直してほしいところがあるのかもしれません。誰々もこう言っていたと、遠回しに注意しているつもりなのです。

陰口を教える理由

次は、あなたの落ち込む顔や腹を立てる様子が見たくて、意地悪で「こんなこと言われてたよ」といちいち知らせてくるパターンです。他人の発言を借りて、嫌味や皮肉を言いたいのです。

以前あなたに嫌なことをされたと感じており、その報復に教えてくることもあります。「~さんがこう言っていたよ」と伝えるのが両者の橋渡しになると勘違いしている、デリカシーのない人も中にはいます。

喧嘩したときにみんなあなたのことを悪く言ってるよと言う人は、自分のほうが正しいと思わせるために、数人が口にしていたことを、さも全員が思っているように見せかけて話しています。

告げ口する人は揉め事が好き

これは、人間関係をめちゃくちゃにしたいから、他者を対立させるために裏で言っていた批判や噂話を告げ口する例です。会社やクラスの人たち、カップルやママ友グループの仲を壊すのが目論みです。

AさんにはBさんがあなたの悪口を言ってたよと言い、BさんにはAさんがあなたをこんなふうに口汚く罵っていたと伝えるような動きをすることがあります。

なぜそんな行動をとるのかは、特定の人物を陥れるためのいじめや、幸せな夫婦・恋人同士が妬ましいのが動機です。ネット(SNS)で親しくない人に誰々が言ってたと吹き込む人の場合は、おもしろ半分もあります。

悪口を又聞きすると嫌いになる心理

自分の悪口を言っている人がいると聞かされると、自己嫌悪や罪悪感を刺激されます。無意識にですが、「自分にどこか悪いところがあるのかな?」と考えてしまいます。

そんなネガティブな気持ちを払しょくするために、「そんなことない。私の悪口を言う人のほうが悪いのだ」と思いたくて、人づてに聞いても相手のことを嫌いになるのです。

また、共通の敵を作ることによって、他人が言った悪口を伝えてくる人のことを味方だと感じます。しかし、先に自分のほうが悪口を言っていたり迷惑をかけていることもあるのです。

誰々が言ってたんだけどと伝える人との付き合い方

人づてに自分の悪評を聞いたときは、余計なことは言わないようにしましょう。忠告してくる人自身が普段から陰口や噂話を言うことが多いなら、話に乗るのは特に危険です。

そういった人は、「~さん(あなた)がこんなふうに言っていた」とほかの誰かに言いふらす可能性が大きいからです。「へー、そうなんだ」と適当に返事をし、同調しないようにします。

自分のことを多少悪く言っていた人より、むしろ誰々がひどいことを言っていると頻繁に伝えようとする人のほうがおしゃべりで怖いし信用できないので、距離を置いたほうがいいケースもあります。

陰口を教えられたときの対応の仕方

悪口を教えられたときにモヤモヤする場合には、当事者に確認することも一つの手です。本当に言っていたことだけでなく、嘘の話を盛り込んで伝達する人もいるからです。

ライバルの仕事の足を引っ張るためや揉めるのが楽しくて、ただの愚痴を大げさに教える人もいます。だから自分が直接耳にしたわけではないのなら、話半分に聞いておきましょう。

自分が言っていたことを告げ口された場合は、事実でないなら誤解を解き、実際に言ったことなら相手に説明して謝ります。そして悪口は本人に伝わるものなんだと学び、反省します。

悪口を聞かせる人をかわす方法

夫・妻や彼氏・彼女などがあなたに不満があり、いましめるために愚痴や文句を教えようとするケースでは、問題は悪口ではなく二人の関係改善や自分自身の言動の見直しにあります。

悪気はないけど悪口を報告しようとする人には、「心配してくれるのはありがたいけど、嫌な気分になるだけだから教えてくれなくてもいいよ」とストレートに返答するのもよいでしょう。

自分に関する陰口を聞かされることがストレスでもう聞きたくない場合は、その人と会話するのをやめるのもいいです。相手がその話題を言い始めたら、適当な理由を作ってその場から離れるようにします。

姑や舅などからあれこれ聞かされるときの対策は、うつむいて適当な相づちを返すだけにして聞き流すことです。これは、別の人の悪口を聞かせてくる人との接し方としても使えます。

陰口を知らせる人の心理学のまとめ

陰口を知らせようとする人に関しては、話し手に企み(メリット)がないか気をつけてください。心配してくれているというより、嫌がらせや怒りの発散が本音かもしれないです。

又聞きして安易に陰口に参加しないようにしたり、本人に悪口を言う人とは距離を取るようにすることが、上手な関わり方になります。

そして自分は、人前では他者のことは褒めたりして、ポジティブな話をするようにしましょう。そうすれば、あなたの評判は自然と上がります。悪口を言いふらす人の撃退法も、共通するテーマの記事です。

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