束縛する人の心理|独占欲の強い人の対処法や恋人を束縛しない方法
本日は、人を束縛する人の心理を解説します。自分の魅力に気づけないことが、自由を奪う彼氏・彼女や旦那・嫁の特徴です。そして独占欲の強い人の対処法とは、まめに愛情を伝えることです。
恋人を束縛しない方法が知りたい男性・女性も読んでみてください。好きな人を縛りつけようとする性格を直したいなら、愛に完璧を求めないというパートナーとの付き合い方を試してみましょう。
また支配的な父親や母親・祖父母にうんざりしている方や、あなたへの執着がものすごい友人・ママ友に迷惑している方も、この記事の付き合っている人に束縛しないでほしいときの対応法を応用してみてください。
束縛してくる男性・女性の特徴
- 自己評価が低い
- 友達と会うと嫉妬して不機嫌になる。飲み会のときにメールの返信をしないと怒る。遠距離恋愛で毎日電話をする約束を強いる。
- 交際相手が規則で縛る人だと困りますよね。自分には魅力がないという気持ちが強いと、好きな人が自分より魅力のある人物に出会ったら、私は振られるだろうと考えてしまいます。
- だから人に愛されている自信のない人は、捨てられる確率をなるべく減らすために、彼氏や彼女を自分だけのものにしたいと思うようになります。
- 束縛が激しい男性や口うるさい女性は、恋人の気持ちが自分から離れていくことが不安なので、執拗に相手の動向を気にしたり恋愛のルールを強制してくるわけです。
自己評価が低いと、自分の魅力に自信を持てません。付き合っている相手を独占しようとする人は、恋愛がうまくいく自信がないのです。だから不安でしようがなくなるわけです。
この先いい人と出会うのは難しいだろうという気持ちが強いので、元カレ・元カノに未練を感じ、何度も復縁したいと思うようにもなります。
年下の彼氏(彼女)の場合は、大人な年上のパートナーと自分を比べてしまい、自身のふがいなさに落ち込むことが多いです。だから余計に自信がなくなって、恋人にべったりになってしまいます。
しかし束縛は、喧嘩や愛が冷める原因になります。依存的な態度のパートナーに対してしだいに面倒くさい、嫌だと感じるようになるためです。やがては別れたい、離婚したいと考えるようになることさえあります。
猜疑心の激しい人の原因
- 自分の中に浮気願望がある
- 嫉妬深い人はなぜ、すぐに付き合っている人が浮気すると考えてしまうのでしょうか?それは、無意識では自分も浮気をする危険性があると思っているからです。
- 自分の頭の中にあるものを他者に投影しているから、確証もないのに相手がそれをするに違いないと悪い想像を働かせるのです。
- 自分の中に、そういった欲求があるということです。だから実は自分自身が惚れっぽかったり気が多い人ほど、やたらとやきもちをやき、恋をした人物を振り回すような行動をとります。
恋人が浮気するかもしれないと疑うのは、相手を信じていないことになります。他人を信用できない理由には、幼い頃の家庭環境が関係している場合もあります。
父親(母親)が不倫をしている仮面夫婦の両親に育てられた人は、周囲の人たちを信頼できない幼少期だったため、彼氏・彼女や夫・妻に猜疑心を抱いてしまうことがあります。
あるいは、大切な人に裏切られた過去があるのでしょう。昔付き合っていた相手に浮気をされたり二股をかけられたりした人は、その経験から新しい恋人に対して抑えつけるようなことをしてしまいます。
支配欲が強い恋人への接し方
- 先回りして安心させる
- 他人のことを独り占めしたがる人は、とても心配性です。こちらからマメに連絡をしたり、人と会うときは誰と会うか詳しく説明したりすることで相手も安心できます。
- パートナーの欲求を事前に満たしておくのがコツです。あなたのほうから行動することで、相手は自分の気持ちをわかってくれていると感じ、締めつけが弱まるでしょう。
- ちゃんと好きな気持ちを伝えることも、束縛する人への対応の仕方の一つです。あなたが相手のことを今も好きなのだとわからせるようにして、自信を持たせてあげてください。
- 束縛をやめてほしいなら、いつも相手に関心を寄せ、こまめに気持ちを伝えます。そうやって日々の暮らしの中で、恋人の自尊心を育むことにチャレンジするのです。
こういった気づかいができるようになるには、束縛したがるのは好きだからだと思ってみてください。相手があなたを鳥かごに入れたがるは、それだけ心配してくれているからです。
例えば、パートナーがあなたに無関心で束縛をまったくしない性格だったら寂しいでしょう。束縛をやめさせることよりも愛されている、大事に思われていると考え受け流すほうが簡単なケースもあります。
相手のわがままを寂しがり屋な恋人の不器用な愛情表現だと解釈することで、ある程度なら束縛されても平気になれます。こういったパートナーの独占欲が重いときの対策もあります。
自由にさせてくれない人と上手に付き合うには
- ルールを改める
- 交際している男女に自由を奪われる人は、好きな相手に合わせすぎなくらいなのです。それが常識の範囲の行動なら、ちょっとくらい相手にも合わせてもらっても何も悪くないはずです。
- パートナーからの囲い込みに耐えられないときは、ここまでは許せる範囲だけどこれ以上はダメという基準を決めてみてください。二人で話し合い、お互いに折り合いをつけるのです。
- その時は、束縛されるのは苦しいという気持ちを伝えます。また、パートナーがあなたの自由を許さない理由もちゃんと聞いてあげましょう。恋人と向き合い、気持ちを伝え合うことが大切です。
束縛の種類がほかの男性(女性)と会話しただけでイライラされる、容姿や服装にまで厳しい注文をつける、友達とまったく遊べないといった行動を制限するものの場合は、生活に窮屈さを感じるでしょう。
外出させてくれない、メールの返事が遅れるとひどい言葉を浴びせられるといったモラハラ(モラルハラスメント)レベルになると、付き合っている相手から逃げたいと感じますよね。
あなたに対する恋人の所有欲や征服欲が異常で恐怖を覚えるときは、別れるという選択肢もあります。なんとかしたいと思っても、あなたの意思だけではどうにもならないケースもあるからです。
好きな人を束縛してしまう性格の直し方
- 恋人に選ばれたことに自信を持つ
- あなたには好きな人に愛されるだけの魅力があります。なぜなら、あなたが愛しい人と付き合えたり夫婦になれたのは、相手があなたを選んだからです。
- 何も不安に思わなくても、ちゃんと相手から愛されています。今もパートナーがあなたとの関係を続けているのがその証拠です。
- もう十分に愛されているのだから、恋人を縛りつけるのは無意味な行為だと思うようにしてください。自分の魅力に気づくことで、あなたを選んだ恋人を信頼し、疑り深さを改善するのです。
恋人のことを束縛しようとするのをやめたいなら、自己評価を上げることによって、満たされない思いを解消していきましょう。また、好きな人が嫌がることをしている自覚を持つのも大事です。
あなたが自由を奪えば奪うほど、パートナーはあなたのことを嫌いになり、あなたから逃げたくなる可能性が大きくなります。束縛のきつい人のことを怖い、苦手と思う男性や女性はたくさんいます。
恋人の気持ちが自分から離れていくようなことをしている自覚を持つのです。恋人の苦痛を察することで、パートナーを束縛という鎖から解放してあげてください。
相手を大切に思うなら、不安になっても気持ちを抑える努力が必要です。あなたが束縛をやめることで、彼氏・彼女や旦那さん・お嫁さんの喜ぶ姿が見られると思いましょう。
パートナーへの独占欲を手放す方法
- 24時間愛することはできない
- いくら愛している人を大事に思っていても、四六時中その人のことだけを考えているわけにはいきません。仕事や勉強のときは、それに集中しないといけないでしょう。
- 友達と遊ぶときは、その子とのやり取りに意識を向ける必要があります。食事のときは食べることに集中するし、すごく眠いときはほかのことは考えられずに寝てしまいます。
- 仕事で疲れているときや精神的にしんどいときは、恋人とイチャイチャする余裕はありません。子供がいるなら、配偶者より子育て優先の結婚生活になります。
- あなた自身、一日のすべてを恋人のためだけに使うのは難しいはずです。なのに相手には24時間私のことだけを考えてほしいと強要するのは、いささか自分本位ではないでしょうか?
一日中特定の誰かのことだけを考え続けるのは難しいです。それはカップルの関係だけでなく、家族や友人との関係性においてもそうです。自分が相手に無理な要求をしていることに気づいてください。
エゴを押し付けるのはよくないです。自分自身にさえできないことをパートナーに求めている矛盾に気づくのが、恋人への支配欲の抑え方になります。
付き合っている相手のことを縛ろうとする癖を直すには、日常生活における線引きをきちんとし、自らの欲求をコントロールできるようになりましょう。謙虚になることで、執着心を手放すのです。
恋人に対する依存心を減らすには
あなたは完璧な人間ではありません。そのため、完全な恋愛をするのは不可能です。間違えることもあるし、不自由な部分もあるのが当たり前です。束縛することをなくすために、完璧主義的な思考を克服しましょう。
つまり不完全な恋愛を許すのです。自分もパートナーも楽な距離感での関わり方を見つけてください。それは、あなた自身が抑圧から自由になることでもあります。
以上、彼氏・彼女や旦那・嫁のことを束縛する男女の心理学でした。恋愛体質の抜け出し方や、過干渉をやめる方法、やきもちをやく人の心理も、恋人への依存心が強すぎるのをどうにかしたい人におすすめです。
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