自慢する人の心理と特徴|自慢ばかりする人との付き合い方

大きな赤いメガホンの隣に立つ男性のイラスト

あなたは、自慢話が多い友達を苦手に感じることってありませんか?自分の子供を鼻高々に褒めるママ友の話に付き合わされるのはげんなりします。また、上司や先輩の誇らしげな語りを聞かされるのも疲れますよね。

「オレってすごいだろと、自画自賛する男性の気持ちがかわからない」「どうして私は、謙遜しない女性のことをうざったく感じるんだろう?」人から自慢されやすい人は、そんなふうに疑問に思っていることでしょう。

彼らは何かをひけらかすことによって、愛されようとする癖があるのです。本当は自信がないことを理解するのが、自慢ばかりする人との付き合い方のポイントです。すぐ自慢する人の心理と特徴を解説していきます。

自画自賛する人の心理

ある人が、潜在意識ではいつも自分のことをダメなやつだと感じているとします。するとその感情を払しょくしたくて、周りの人にすごい人物だと思われようと試みることがあります。

誰かにすごいと思ってもらえたなら、自分が自分自身のことを尊敬できなくても、間接的に自信が持てます。これを、鏡映自己対象体験(他人を鏡映しにした自己愛を満たす方法)といいます。

だけど他人はそう簡単には優れていると思ってくれません。じゃあ、どうすればいいのか?必要以上に自己アピールして、周囲に自分のすばらしさを説くのです。自らを褒め称えるのは、他者評価のためです。

すぐ自慢する人は自信がない

なぜ、わざわざ人にひけらかさなくてはいけないのかというと、実は自己評価が低いからです。自慢しかしないような人は、称賛してくれる他人を通してでないと自分を誇りに思えないのです。

家族の優秀さや金持ちエピソード。告白された相談とのろけ話。ブランド物ファッションの見せつけに寝てないアピール。自慢話にもいろんな種類がありますが、これらは相手にいい印象を持ってもらうための手段です。

「すごいね」「よかったね」「大変なのにがんばってるね」といった反応があるとプライドを保てるので、すぐに自慢したくなるわけです。しかしその努力は、見せかけの誇り=慢心に終わることとなります。

たまに、同じ自慢話を繰り返す人っていますよね。いくら自画自賛しても、根底にある私は大したことないと感じる思いはぬぐえません。一回では安心できないから、何度も何度でも自分の功績を吹聴しようとします。

マウンティングする人の理由

自分語りや遠回しなひけらかし、相手の発言に対して私のほうがもっとすごいとアピールする行為。マウンティングとは、他人よりも優位に立とうとする言動のことです。

マウンティング女子や男子は、相手を貶めることによって、自分が優れていると思いたいのです。これは、劣等感の強さからくる引き下げの心理の一種です。コンプレックスを持っているから、マウントするのです。

自虐風に自慢してくる、隠れマウンティングも存在します。忙しいアピールや不幸自慢をすることで、「私のほうが苦労してるから、あなたよりすごい」と威張る人もいます。

自慢話が多い人のコンプレックスとは

勉強はできないけどスポーツができる人は、運動神経のよさを嫌な感じでひけらかしてくることがあります。反対に頭はいいけど運動は苦手という人は、学業の成績をよく自慢するようなことがあります。

仕事に自信のない男女は、恋愛や料理などの趣味に関して見栄を張る場合があります。仕事のことをやたらと自慢したがる人なら、プライベートがうまくいっていないのかもしれませんね。

職場の飲み会での目上の人の説教じみた武勇伝や、元カレ・元カノとの美しい思い出などの昔話を自慢げに話す人の場合は、現在の自分に満足できていないのでしょう。

ほかにも容姿にコンプレックスがあるから、高い財布や腕時計・ジュエリー・高級車などを見せびらかす人がいたり、人に好かれていると思えないせいで、自分の人脈の広さにおごり高ぶる者がいたりします。

負けそうな相手だからマウントをとる

自慢好きな人は負けず嫌いな性格なので、ライバル視している人物に喧嘩腰になるパターンもあります。マウントをとるために、会話の中にさりげなく他者をけなすような表現を用います。

嫉妬心から、妬んでいる相手に嫌味っぽいひけらかしや皮肉めいた言い方をします。自分を上げて嫌いな人を下げる、悪口のような自慢が多い人もいます。

手前味噌を並べるのは、そうでもしないと競争相手に負けてしまうという焦りからくる行動です。それほどまでに自信がない人なのです。高慢な人ほど劣等感の塊で、なおかつ虚栄心・自己顕示欲がとても強いです。

自分以外のことで鼻を高くする人の原因

自己同一化とは、他者や物事に自分を重ね合わせることを意味する心理学の用語です。自分の存在に価値がないと感じている人は、人の威を借りて偉くなった気分になろうとすることがあります。

自分に誇れるものがないから、できる息子や娘を自慢しまくる父親・母親。孫を褒めたくる祖父母。かっこいい彼氏・夫や美人の彼女・妻、かわいいペットを称賛する男女。例えばこんな感じに。

応援している歌手や俳優の優れている点を躍起になって証明しようとする人や、映画や漫画の知識をひけらかすことで自惚れるような人は、自分の好きなものに同一化しているのです。

いちいち自慢してくる人の対処法

みなさんもいいことがあると、家族や恋人・友人に伝えたくなるはずです。だってその出来事を、誰かに一緒に喜んでほしいからですよね。

なにかと自慢してしまう人も、同じような気持ちでうれしかった経験やできたことを話したくて仕方ないから聞かせてくるんだと思ってみてください。

それは小さい子が大人に、「ぼくってがんばってるよね?だからもっと褒めて!」「私ってすばらしいでしょ?だから好きになって!」と言っているようなものです。

見栄っ張りをいい意味で子供っぽい人だと思えば、意気揚々とした相手のこともそんなにイライラせず、寛大な気持ちで関わることができるのではないでしょうか?

得意げに話す人との会話スキル

話の内容に対する褒め言葉は、必要ないのです。小さな子の報告に、「そうなんだ。それはすごいね」と感心してあげるような気持ちで接することが、よく自慢する人と上手に付き合う方法になります。

周りの人に褒められたい気持ちや愛されたい気持ち、承認欲求は誰にでもあると思います。何かあるたびに得意げな顔をする同僚にイラッとしてしまう方なんかは、そんな相手と自分の共通点を意識してみましょう。

さらに彼らの人間性を褒めるのも、相手の無価値感が癒やされるよい接し方になります。その人が自慢話をしなくてもいいよう、相手の存在そのものを認めるようなメッセージを送ることが大切です。

自慢話をされやすい人の対策

人の自慢話を聞きたくないと思う原因は、相手に「私はあなたよりすごい」と言われている気分になるからです。つまり、劣等感を刺激されることが苦痛なのです。

他人の自画自賛を心理的に無視できるようになるには、自慢される側である自分と、している側の相手とを無意識に比べているの自分自身に気づくことが重要です。

悔しいと感じたり腹が立つのは、その人のせいではなく自分の感情の問題なのだと認める。それが、いつも得意げな人を相手にしないようにするコツです。

そして誰かに自慢されたら、これは自分とはまったく関係のない話だと切り離すようにしましょう。ただの世間話としてとらえることができたなら、聞かされてもストレスにはならないはずです。

マウントをとりたがる人との接し方

人間には欠点に感じているものを、別の何か(長所や持ち物)を過剰に誇ることで隠そうとするところがあります。マウンティングしてくる人の目的は、自分自身に嘘をつくことだといえます。

いつも自慢しかしない人は、会話中に見栄を張ったり他者への批判・否定といった印象操作をしないと、安心して人付き合いができないのです。それは、なんとも苦しく寂しい人間関係ですよね。

賢いふりや強いふり、モテるふりをしないと、人から笑われたり嫌われると思っているせいです。そんな相手の悲しみに共感することも、自慢を聞かされたときの怒りを受け流す方法です。

自分の子供の自慢ばかりする人の末路

いい会社に勤めている。恋人がいる。結婚している。高学歴や資格持ち。新築の自宅。年齢が若い。スタイルがいい。こういった一要素を、己の価値そのものと見なして優越感に浸る人もいます。

自分の一部分や自分以外の存在に依存的になる人は、それを失うことがあったり同一化の対象が思いどおりにならないと、ひどく不安定になります。生きがいやアイデンティティーを喪失するようなものだからです。

仕事一筋だったサラリーマンが会社を退職したあと、人生がひどく虚しいものに感じるのや、姑(舅)が、息子や娘を取られたと思って嫁(婿)につらく当たるといった現象が代表例ですね。

自分の子供を絶賛する人も、うまくいっている間は調子もいいのですが、溺愛する我が子の生き方に少しでもつまずきがあると、途端に取り乱してしまったり、その子をなじるようなことがあるのです。

人にひけらかす人を気にしない方法

他人のSNSの投稿が充実した日常生活の報告だと、幸せを見せつけられているように感じられてムカつくといった人なんかも、実は劣等感が強い傾向にあり、そのせいでスルーできないのです。

また、人にひけらかすのは下品でみっともない、謙虚さがないのはよくないといった気持ちが強すぎる人は、裏を返せば世間体を気にしやすい性格といえます。

劣等感を手放すには、他人がどうであろうと自分にはいいところがあると、比較なしで自分自身のよさを認めていくとよいです。そのうえで「人は人、自分は自分」と思い、あなたの人生に集中するのです。

嫌な感じで自慢する人への対応

劣等感の強い人には、自分がひけらかしているジャンルが不得意な人物をバカにする面があります。「人に評価されない私は無価値だ」と思っているので、自分がすごいと感じない他人のことも見下すのです。

この場合は悪い意味で子供っぽい人だと思い、こちらは大人の余裕であしらうようにしましょう。「そうなんだー」と相手の話に適当に相づちを打ち、あとは聞き流すだけでいいです。

自惚れた知り合いにマウンティングされたときには、態度で不愉快さを伝える撃退の仕方もあります。バカにしてくる人をかわす方法をご参照ください。また、威張っている人の心理見栄っ張りを直す方法もどうぞ。

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