人に厳しい人の心理と特徴!厳格な人に疲れるときの付き合い方
部下に厳しい上司や、指導に容赦のない教育係の先輩は、職場でのストレスになります。泣き言を言うと怒る彼氏・彼女や夫・妻との恋愛、結婚生活もしんどいです。身内に厳しすぎる親が怖い方もいるでしょう。
今回の心理学は、人に厳しい人の心理と特徴を解説します。さらに、仕事でも家庭でも甘えを許さない人の対処法もお教えします。自分にも他人にも厳しい人は、人に甘くなることが自身の気の緩みにつながると考えます。
厳格な人に疲れるときの付き合い方は、相手は他者よりも自分自身に厳しいのだと思うことや、ストイックさを見習うことです。他人に厳しい男性や女性の態度を和らげるには、その人の我慢を癒やしていきます。
他人に厳しい人の特徴
自分に厳しい人は、理想が高く向上心があり、完璧主義で自らに求める水準が高いです。仕事やスポーツ・芸術などに関してとてもストイックなのは、手を抜いたら自分がたるんでしまうという心配があるからです。
そして、自分に厳しく他人に厳しい人とは、もし人に優しくなってしまったら(人の甘えや生ぬるさを許容してしまったら)、その分自分に甘くなってしまう=自分がルーズになってしまうといった思考をしています。
周りの人たちに辛辣な言葉を言い放つのも、自分の中にある甘えを断ち切るためなのです。また、自分がダメになるのと同様に、家族や同僚・チームメイトも甘やかしたらダメになると考えて、人に厳しく接するわけです。
優秀な人が他人のミスや不出来なことにやたらと厳しくなる場合は、なんでも自分基準で判断してしまい、自身に当たり前にできていることを他人ができないのは努力不足だ(怠けている)からだ決めつけるせいです。
泣き言を許さない人の心理は根性論
部下の泣き言を許さない上司。孫を甘やかさない祖父母。他人に厳しすぎる人が、怠慢を許さないし泣き言を一切聞いてくれないのはなぜかというと、私は人よりも苦労や我慢をしてきたと思っていることが理由です。
だから他人が弱音を吐くと、「私のほうがもっと大変な目にあってきたのに、なに甘えたことを言っているんだ」「根性がない!」と怒りを覚え、人の苦悩を大したことないと非情に切り捨てるのです。
「今の若者はなってない」「私たちが若い頃(新人の頃)はもっと大変だった」と、下の世代や新入社員にくどくどと説教したがる上の世代の者やベテラン社員も、自分たちはがんばってきたという思いが強いです。
恋人や友達に愚痴を聞かされたり悩みを相談されたときに、「つらいのはあなただけじゃない」「もっと大変な人もいる」などと手厳しい答えを返す人も、苦しいことに耐えるのが美徳だと思っているのでしょう。
厳格な人の育ちの共通点「シビアな日常」
両親や姑・舅が厳格な性格なら、その人も自分の父親・母親や祖父母に我慢を強いられた可能性が大です。幼少期に甘えを許されない環境で育ったから、他人に厳しく自分に厳しいことが当たり前と思っているのです。
そのため、自身は人に厳しく指導していることに無自覚だったりします。先輩や教師・コーチにスパルタ式で鍛えられた人も、教える立場になったとき、同じやり方で後輩や生徒を指導するのがいちばんだと思いがちです。
特別身内には厳しい人なら、自分と同じような苦労をしたほうが子供や兄弟のためになると思い込んでいるからです。新人に厳しい上司も、最初に勤務態度をしっかり教育しておくほうが本人にとっていいと考えます。
人に厳しい人の対処法
人に厳しいことを言う人の言葉は、本当は相手が自分自身に言っていることです。「怠けるな」「ぜんぜんダメ」と言われて悲しいときは、相手は自身に手を抜くな、完璧にしろと言い聞かせているのだと思います。
他人が間違えたり落ち込んだときに、「お前はそんなんだからダメなんだよ!」と叱るのは、自分ができなかったときに、「私はなんてダメなんだ」「こんなんじゃいけない」と自身に向けて言ってきたセリフだからです。
辛辣な人のことが嫌いな人は、そんな自分に優しくない生き方ってきっと大変だろうなと思ってみてください。他人よりもむしろ自分に厳しすぎる人なんだと思うことが、人に厳しい男性・女性を気にしない方法です。
自分にも他人にも厳しい人との付き合い方は学べることを意識する
いつも厳しい人が疲れるという方は、まじめさやストイックさといったその人の長所にも目を向けます。人にも自分にも厳しいような人には、仕事や勉強・礼儀・愛情などに関して見習う面も多いはずです。
仕事には厳しいけどプライベートでは優しい上司や先輩などは、優しいだけの上司よりありがたい面もあるでしょう。相手の厳格さが苦手に感じるときは、自分が成長できると、その人から学ぶメリットを考えます。
ただし、こんなに叱られるのは私がダメすぎるからだと自分を責めたり、パワハラ・モラハラレベルのことでも私のためを思って言ってくれているんだと我慢しすぎたりしてしまわぬよう、お気をつけください。
甘えを許さない人との接し方は相手の胸中を思いやる
つらいときに優しい言葉をかけてくれない彼氏・彼女や旦那・嫁は、その忍耐強さから感情抑制的で、ゆえに他者のつらさにも無頓着です。好きな人にもう少し優しくなってほしいなら、相手の気持ちを汲み取ります。
そうすれば、自身の悲しみやストレスを自覚的でき、他者への厳しさが和らいでいく可能性があります。例えば、相手が失敗したり落ち込んでいそうなときには、「つらいね」「大丈夫?」といった声をかけます。
気を張りすぎているなと感じるときは、「ちょっとがんばりすぎだよ」と相手を気づかいます。もしも、子供の頃の非常に厳しい躾の話をしてくれたなら、「しんどかったろうね」とその人の育ちの過酷さを慮ります。
また、小言の多い年配の人には、みんな私の人生がどれだけたいへんなものだったか理解していないという気持ちがあります。だから、説教混じりの昔話が多いときは、苦労に共感を求められているんだなと考えます。
そして、「大変だったんですね」などと共感の言葉を返す、普段から「ご苦労さまです」とねぎらうといった対応によって、「私の苦労が報われた」と感じて、周囲への厳格な態度をやめてくれるかもしれません。
人に厳しすぎる上司や身内についていけないときの対応
常に自他共に厳しい上司や親・祖父母にもうついていけないというときは、相手は苛烈な働き方や生活態度を普通のことだと思っているので、それは厳しすぎると会社の人たちや親族一同で抗議するのもありです。
それでも聞く耳を持ってくれないときは、たまには羽を伸ばしてだらけたり遊んだりすることが大切です。人から厳しくされた分、自分を甘やかす(休憩時間を作ってリフレッシュする)ことでバランスをとります。
完璧主義の克服の仕方や、寛容な人になる方法は、人にすごく厳しい性格を直すのに役立つ記事です。周囲から嫌われるので容赦のなさを改善したい、他人にも自分にも寛容でありたいと願う方はお読みください。
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