人に好かれる人の共通点|人を好きになる心理と好かれない人の原因
どうしてあの男性に人気があるのか理解できない。なぜあの女性がモテるのか知りたい。そんな疑問を解消したい方は、続きを読んでみてください。この記事では、人に好かれる人の共通点を紹介しています。
身近にいる慕われている同僚や愛されキャラの友達、よく思われているクラスメイトの謎がとけます。また、人を好きになる心理も解説しています。自分が好かれる理由がわからないという方にもおすすめです。
そして人から気に入られやすい性格の人がうらやましい、私ももっと魅力的な人になりたいという男女には、あまり人に好かれない人の原因とその改善法(そのままの自分で輝く)をお教えします。
人を好きになる理由
- 自分にないものを持っている
- 自分より大人な男性。自分にはない優しさや素直さ、謙虚さのある女性。美しい容姿の人。頭のいい人。ミステリアスな雰囲気の人。
- 人より話術に長けている仕事仲間。いつもクラスの輪の中心にいる人気者。料理がとても上手なママ友。歌や演技のうまい芸能人。
- 私たちは自分にないものや、自分が求めているものを持っている人に魅力を感じます。特に若い頃は、他人の見た目や特別な才能にひかれやすいものです。
優れた外見や能力を有する者が、絶対に人に好感を持たれるのかというと、そうとは限りません。外見にしても内面にしても、魅力を感じる部分は人によって違います。
異性に好まれる面と同性に受ける要素は異なりますよね。それに魅力的な人ほど、嫉妬されることも多いです。また恋愛の場合はいくら顔やスタイルに惚れ込んでいても、相性が悪いと続かないことのほうが多いです。
ルックスがよすぎたりお金持ちすぎる人は、自分と違いすぎて苦手。むしろ、他人から見ると冴えないタイプや平凡なキャラの人のほうが好みという男性や女性だっています。
親近感を持つ心理
- 自分に似ている人や好きな人に似た人
- 趣味が同じ。愛読している作家が一緒。ユーモアのセンスがぴったり合う。年齢が近い。考え方やものの感じ方が似ている。自分に似て仕事にまじめ。自分と同じく子供が好き。
- こういった価値観が似ていることも、他者に好意を持つきっかけになります。そのため初対面の相手と仲よくなりたいときは、お互いの共通点を探るのが定石です。
- 父親にどことなく似ている彼。母親の面影を感じる彼女。祖父によく似た先生。祖母と同じ雰囲気のお客さん。小さい頃、仲よしだった子を思い出す同級生。初恋の人とそっくりな知り合い。
- 元カレ・元カノに感じが似ている男性や女性。なじみのある人物に似た感じのする相手のことを、私たちは好きになりやすいです。その人に抱いていたよい印象を、相手に投影するからです。
同じ地元出身の有名人を応援したくなる気持ちってありますよね。人は自分と共通点がある人に興味を持つからです。自分と生活習慣が似通っていたり同じような苦労をしてきた人物には、特に親しみを覚えます。
ただし自分に似ている人なら、必ずよく思うわけでもないです。同族嫌悪によって、自分と似た相手をなんか嫌だと感じることもあります。だから老若男女みんなに好かれるのは、すごく難しいことになるわけです。
それに交友関係が広いからといって、愛されていることにはなりません。人のことを好きになるのは、理屈じゃない部分もあります。上記の事柄だけが、誰かに好意を寄せる理由のすべてとは思わないでくださいね。
魅力的な人の共通点
- エネルギッシュな人
- 活動的な男性に感じる元気さや大胆さ。よく笑う女性に満ちている明るさ。会社の上司・先輩の頼れるリーダーシップ。新人・後輩の一生懸命な姿勢。
- 父親の包容力。母親の慈愛。子供の無邪気さ。年配者の経験値。スポーツ選手のメンタルの強さ。芸能人の愉快さ。困難に負けずにがんばっている人の前向きさ。
- 「人に好かれやすい人ってどんな人物なんだろう?」と考えたときに浮かぶ答えの一つが、エネルギーに満ちあふれた男女です。エネルギーとは、人間の持つ生命力や力強さなどのことです。
ポジティブな感情を呼び起こすものは、大勢の人をひきつけます。人に好かれるオーラとは、その人物に感じる意思の強さや聡明さ、愛情深さ、情熱といった人間的な魅力なのです。
だけどエネルギッシュな人も完璧ではないので、短所もあれば人間関係で衝突するようなことも当然あります。そのため、誰からも好かれるようなことはありえないのです。
ポジティブすぎる人はマイペースな自分とは合わない。おとなしい人のほうが一緒にいて落ち着く。多くの人から好かれている人物に対して、こんなふうに感じる人も世間にはけっこういます。
好感を持たれる人物とは
- 共感できる人
- ポジティブな態度が他者をひきつけるなら、その反対にネガティブな部分があったら人から嫌われるのでしょうか?いいえ、そうではありません。
- 人間ならみんな、後ろ向きな感情を持っています。そのため他者の持つネガティブな部分とは、自分と似ていると感じる要素にもなりえます。
- 他人がふとした瞬間に見せる本音や涙に、私たちは好感を抱いたり応援したいと思います。自分にもそういったときがあるから、共感できるのです。
落ち込んでいる人の痛みや苦しみに共感し、力になってあげたいと思う。人付き合いが下手な人に過去の自分の姿を重ね、放っておけないと感じる。こういった瞬間って、あなたにもありませんでしたか?
マイナスの感情はプラスの感情ほどわかりやすくはないです。しかし複雑な分深みがあり、それが人としての魅力になります。家族や恋人といった深い仲になるほど、ネガティブな感情のやり取りは重要になっていきます。
けれど場合によっては、その複雑さが理解できなくて混乱するのです。よく知らない人物には特に、そんな印象を抱いてしまいます。また自信のない人は、他者のネガティブな部分をただの短所や欠点としてとらえます。
なぜか好かれる人の特徴
- 他人が喜ぶことをしている
- 話を聞いてくれる。話題を提供してくれる。会話の内容がおもしろい。有益な情報を教えてくれる。明るい空気を作ってくれる。優しくしてくれる。共感してくれる。笑顔を見せてくれる。
- 理由はよくわからないけどやたらと人に気に入られる男女は、このような他人が喜ぶ行動を無意識のうちにとっている可能性があります。
- いるだけで場の雰囲気を和ませると評されるようなムードメーカーの場合は、その人の表情や話し方・態度が、人から親しまれる嫌味のないものだと思われます。
感謝してくれる。愛してくれる。自分に関心を持っている。こういった、人がうれしいと感じるようなコミュニケーションが自然とできる。それが、人に好かれる性格というものなのでしょう。
「喜ぶこと」というのがミソで、自分がよかれと思ってやってあげたことが、他人にとってはうれしくないケースもあるのが、対人関係の難しいところです。
それにいくら相手が喜ぶようなことでも、やりすぎると過干渉やありがた迷惑になるので注意が必要です。また中には、性格のいい人にコンプレックス(劣等感)を刺激されてやっかむような人もいます。
がんばっても慕われない人の原因
- 人に好かれたい気持ちが強すぎる
- 人から慕われたいといい人になろうとして、嫌われたり避けられるというような悲しい結果に終わることがあります。人間は周りに好かれようとしすぎている人にストレスを感じるからです。
- あなたが気に入られようとしてがんばった行為が、他者の目には「これだけやったんだから、私のことを好きになってください」と言っているように映ることがあるのです。
- それはあたかもお返しを要求されているような感じがして、違和感が生じたり嫌な気分になったりします。他人に好かれたい気持ちが強いと、周りの人の負担になってしまうことがあります。
心理学には、好意の返報性という言葉があります。他人から好意を示されたら、自分も相手に好意を返さなければいけないと感じる人間の心理のことです。
例えば職場でお土産をもらったら、自分も旅行に行ったときは何か買ってこなくてはと思う心の動きのことです。あいさつをしてくれたご近所さんに、今度は自分のほうからしてみようと思う気持ちなどもそうです。
好意の返報性は、適度な状態なら人から好かれやすくなるテクニックとなります。しかし過剰になると、かえって迷惑になってしまうのです。
あまり親しくない人から高価なプレゼントをもらったら、困惑しますよね?毎回おごってくれる友人がいたら、しだいに申し訳ない気持ちになりませんか?自分もそれに見合ったお返しをしないと悪い気がするからです。
人に好かれない性格を直すには
- 自分らしく生きる
- 人によく思われる人になるには、今の自分とまったくの別人にならなければいけないとあなたは考えてはいませんか?
- この世の中に、あなたとまったく同じ人間はいません。あなたは、ほかの誰にも変えられない特別な存在です。あなたらしさこそ、世界中の誰も持っていない個性なのです。
- そして自分らしくいれば、あなたは自らの長所に気づき、自信を持てるようになるでしょう。好きなことだって見つかるはずです。
- つまり、エネルギッシュな人になれるのです。今より魅力的な人になるには、他人を意識するよりも自分らしい生き方を見つけることをおすすめします。
もし、あなたが努力しても人に好かれにくいと悩んでいるなら、いっそありのままのあなたで勝負してみるのはどうでしょう?飾らない本当の自分こそ、もっとも他人に好感を抱かれるあなたなのです。
それはネガティブな部分も含めてです。ネガティブな一面もある、人間らしい人生を生きるあなたの姿に、周囲の人々はきっと共感します。
人から好感を得るには、よく思われたい気持ちで自身を束縛するより、むしろ自分に正直になるほうが大事です。自分らしく生きれば、ほかの誰より、あなた自身に好かれるあなたになれます。
愛されキャラの心理学のまとめ
他者に好感を持たれたい気持ちから行動を起こしたり、モテたい思いから髪型や服装を研究したりするのは、必ずしもダメなことではありません。
それは自分を高めることにもなりますし、人に好かれる人になりたいという思いは、程度の差はあれ誰にでもあるものだからです。極端になるのが問題なだけです。
この記事とセットの人に嫌われやすい人の特徴も、ぜひお読みください。人に好きになってほしい気持ちが強く、それに苦しんでいる場合は、みんなに気に入られなくてもいいと思える方法をご覧ください。
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