悪口を気にしない方法!自分の悪口を言いふらす人の対処法

ボードに描かれた笑みを浮かべる太陽のイラスト

同僚やクラスメイトが自分の悪口大会で盛り上がっている声が聞こえてきたら、すごく気になると思います。友達や恋人が自分のことを悪く言っていた場合も、とてもショックで傷つくでしょう。

会社や学校にいつも人の悪口を言う男性や女性がいたら、面倒くさいし怖いです。身内に裏で悪く言われているのも、疲れるしうんざりしますよね。本日は、悪口を気にしない方法についての記事です。

ここでお教えする、自分の悪口を言いふらす人の対処法や陰口を叩く人との関わり方とは、「自己嫌悪に陥らないこと」「距離を置くこと」「相手をいい人にしてしまうこと」です。

悪口が好きな人に負けない方法

他人を平気で口汚く罵る人は、相手のせいで私は迷惑をこうむっているという立場をとります。けれど本当はその人が悪口を言いたいから、言うことが楽しいから言っているのです。

その証拠に、悪口をよく言う人の大半はニヤニヤ笑いながら会話しているはずです。周囲の人のあらを探し、あれこれ理由をつけて文句を言うことで日頃のストレスを解消したいだけです。

嫌いなら避けるだけでいいはずです。周りに悪口を吹聴する必要はないです。その人が好きでやっていることだから、言われるほうは何も悪くありません。言うほうが悪いのです。

いくら相手のことが嫌いでも、悪口は言わない人だって世の中にはいます。誰かに嫌なことを言われたら、その人の性格に問題があるのだと思い、言葉を受け流すようにしましょう。

陰口を言う人の対処法

あなたの陰口を叩く人は、あなた一人だけでなく、ほかの人のことも悪く言っている可能性が大です。周りの人に評判を聞いたり実際に相手と雑談すれば、それはわかるはずです。

普段はその人にとって言いやすい人物を無意識のうちにターゲットとして選んではいますが、たとえ仲よくしている友人であったとしても、何かあるとすぐに陰口を叩くでしょう。

誰かにひどい悪口を言われて傷ついたときは、この人はどうせ自分以外の人にも同じようなことを言っているんだろうなと思ってください。相手のことを、くだらない人やかわいそうな人だと思うのです。

あなたに陰口を叩かれる原因があったから、相手はひどいことを言ったわけじゃないんです。悪口を言ってくるやつがささいなことに腹を立てる気質だから、あなたは中傷されたのです。

好きな人に悪く言われていたときは

父親や母親には、親としてやってもらいたいことを要求してしまいます。自分の子供には、期待を押し付けてしまうことがあります。

彼氏や彼女・夫や妻には、もっと私を愛してほしいと思ってしまいます。親や恋人に甘えられないときは、仲のいい友達に甘える気持ちが強く出ることもあります。

そういった気持ちをわかってもらえない場合は、大好きな相手に怒りを抱くことがあります。理解されない苛立ちから、本気で嫌いなわけではないのに、暴言を吐いてしまうのです。

人は心の弱さから、愛している人の悪口を言ってしまうことがあります。家族や恋人・友人といった間柄の人物とは距離が近い分、親しくない人よりも衝突する機会が増えます。

自分の文句を聞いてしまったときの立ち直り方

もし好きな人や仲のいい人が自分の陰口を言っていたのを耳にして、人間不信に陥ってしまったときは、相手の言葉よりも行動を重視することで克服します。

口では不満を言うけど幸せを思って行動してくれているのなら、恋人はあなたのことを愛しています。裏で文句を言っていたとしても向こうから遊びに誘ってくるのら、その友達はやはりあなたのことが好きなのです。

同じ職場やクラスの人に陰で悪く言われている場面に遭遇した場合も、心底嫌われているとは限らないです。批判されるのは腹が立つでしょうが、人間関係を円滑に進めるには少しくらいなら許してあげることも必要です。

話の趣旨が愚痴や不満のようなものの場合は、自分にも反省する点があるかもしれないです。ただし発言の内容があまりにも不愉快でもう信用できないなら、今後は付き合わないという選択もありです。

陰口を言われても平気な人になる方法

人の悪口ばかり言う人のことは、放っておくしかありません。なぜなら、悪口をやめさせる(他人の言動を思いどおりにコントロールする)ことはできないからです。

もう悪口を言われたくないと思い、自分の問題点を改善しようと努力しても、それでも他人に悪く言われることはあります。言う側の人が変わらなければ、悪意のある発言はなくならないのです。

人から何か言われていても動じないようにするには、他人に悪口を言わせない方法などないという現実を受け入れることが大切です。

自分に対する悪口を完全になくすことなど不可能なのだと、前向きにあきらめる。社会生活やネット上(SNS)であれこれ気にするより、距離を取るほうが心は楽になります。

中傷を気にしないようにするには

悪口を広める人に直接注意できるなら、あからさまな誹謗はなくなるでしょう。けれどその人は、心の中であなたを罵倒し続けるかもしれません。知らないところでまた陰口を叩く可能性もあります。

自分を悪く言う人の存在が許せないと怒り続けるのや、どこかで誰かが自分のことを悪く言っているかもしれないと不安になるのは、しんどいだけでムダな行為です。

相手に迷惑をかけていた場合は、ある程度は悪く言われるのも仕方ありません。しかし外見をけなすのは、幼稚な人間のすることです。「キモい」「気持ち悪い」といった類の中傷は、言うほうの人格に問題があります。

自分の悪口を言われることに耐えられないという人は、なんでもかんでも自分のせいにして落ち込まないようにしましょう。見た目や性格をバカにされても、まじめに受け取らないようにしてください。

悪口を言う人を黙らせる方法

自分への悪口を止めることはできないと言われても、それでも何か阻止する方法はないのかという人もいるかと思われます。そんな方には、役割演技を応用した接し方を紹介します。

人間には役割を与えられるとそれに応じた振る舞いをしようとする心の動きがあります。あなたの悪評を言いふらしている人には、「いい人間の役割」を与えてあげましょう。

まずは相手に頼るようにします。例えば仕事や勉強でわからないことがあったら、その人に聞くようにしてみてください。そして「~さんって、いい人ですよね」とさりげなく褒めるのです。

いい人として接することで、相手は善人になろうと努め、悪口をやめてくれる可能性があります。直接注意できない上司や先輩・姑・舅、生意気な後輩・部下など、厄介な相手に使える対策です。

人によってはさらなる批判のネタにしようとする場合もあるので、くれぐれも用心してください。また、自分の陰口を叩いている人と表面的とはいえ仲よくしようとするのは、相当なストレスになります。

悪口を言いふらされたときの対応の仕方

自分の間違いによって周りの人から嫌われ、悪口を広められた場合の対処法は、まずは自分のしたことを素直に反省しましょう。そのあともずっと罵られる場合は、自分を責めないようにしてください。

他人に嫌なことをされたり迷惑をかけられたなら、誰でも多少は相手を悪く言ってしまうものです。けれど他人のことを責めている人も、ミスをしたり誰かに嫌な思いをさせてしまうことはあるはずです。

誰かを嫌いになるのは人間なら仕方のないことですが、自分のことを棚に上げて、毎日のように他人を批判したりはできないものです(何度も嫌なことをされたり、あまりにも卑劣な行為を受けた場合はまた別です)。

権力者や気が強い人・仲間の多い人など、失態を演じてもあまり悪く言われない人だっています。大勢で一緒になって弱い立場の者を叩く人たちは、「何をしたか」ではなく、「誰がしたか」で物事を判断しています。

誰かの悪口を言い続けることは、人として問題のある行為です。そんな人たちより、あなたを大切に思ってくれる家族との関係や、悪口に惑わされない本当の友達との付き合いを大事にしてください。

罵詈雑言を跳ね返す方法

絶対に負けたくないと思っていても、やっぱり言われたらへこむのが悪口雑言です。そこで人に嫌なことを言われてそれが無視できないときの、とっておきの秘策をお教えします。

それはいいことを言ってくれた人たちを思い出すことです。人から優しい言葉をかけられた経験や褒められた記憶が、嫌味や皮肉を言われたり、よくない噂をされた回数より少ないとしてもです。

なぜならその体験は、陰口を叩かれることより100倍価値があるからです。いい言葉は、悪い言葉に打ち勝つパワーを持っています。罵られてつらいときは、ポジティブな言葉で心の傷を癒やすようにしてください。

もちろん、自分が自分自身によい言葉を贈ってあげるのもいいことです。自分で自分のがんばりを褒めたり、いいところを認めたりすることで、陰口の標的にされてもあまり傷つかないようにしましょう。

誹謗中傷に対して強くなりたい人へ

バッシングをスルーできるメンタルになるには、自分自身の言動に気をつけることも大事です。自分が誰かをボロクソに言ってしまっていては、悪口は言われるほうが悪いという気持ちが潜在意識から消えてくれません。

自分自身が人の悪口を言わないようにするのは、陰口ばっかり言う人のことを相手にしない強さを得るためにも意味があります。また、昔自分が言ってしまったひどい発言を反省することも大切です。

悪口を触れ回る人たちの共通点や、陰口を言われやすい人の特徴も、しつこく他人叩きをする人にお困りの方に役立ちます。悪口を伝えてくる人の心理では、裏で言っていたことを報告してくる人について書いています。

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