断るのが苦手な人の心理|はっきり断れない性格の原因と直し方

黒板に書かれたYesの文字と下線の引かれたNoの文字

今日は、断るのが苦手な人の心理の記事です。はっきり断れない性格の原因と直し方(ずるい人に好かれようとしない)、心理学的な面倒なことの上手な断り方(説明テクニックと壊れたレコード作戦)を紹介します。

会社の同僚に仕事をよく押し付けられる、損な役回りの人。乗り気じゃない遊びや面倒くさい飲み会の誘いを拒否できずに、嫌々行くことが多い人。気のない相手から告白されたとき、うまく断ることができない人。

何度も頼みごとをしてくる図々しい人の対処法や、無理なお願いをしてくる人へのうまい対応の仕方を知りたい方。ノーと言えない損する性格を直したい男性、とっさに断れないで後悔する女性は、続きをご覧ください。

はっきり断れない人の特徴

  • 表面的な関係が壊れるのが怖い
  • 上司や先輩の頼みを一度でも断ると評価が下がる。友達からの急な誘いを拒否すると仲間はずれにされる。職場の送別会やママ友のイベントに不参加だと悪口を言われる。
  • 頼まれる(誘われる)となんでも引き受ける人は、もし依頼やお誘いを拒むと、きっと相手との関係が壊れると予想します。けれどそれだけで壊れてしまう関係とは、とても脆弱なものです。
  • なぜ薄い関係の人に嫌われるのが嫌で、したくないことを引き受けてしまうのでしょう?断るのが下手な性格を改善するには、まずは自分が表面的な人間関係に固執していることを自覚します。

あなたにお願いばかりする人は、うわべだけのお礼ではなく本気で感謝しているでしょうか?あなたが仕事のヘルプやアルバイトのシフト交代をしたとき、同僚や店長はそれをきちんと評価してくれていますか?

あなたに毎回頼みごとをする人は、困ったときに助けてくれる人でしょうか?あまり仲よくない人との集まりに行きたくないのに参加しているあなたは、この先もその人たちと付き合いを続けたいと思っていますか?

職場やご近所の評判を気にして不安になることもあると思います。でもそのことが大きなストレスになっているなら、自分の人生においてそこまで労力を費やすほどのものなのか、一度考えてみてください。

嫌と言えない人の心理

  • 他人のずるさに気づきたくない
  • 人に頼まれるとNOと言えないのは、人間のずるさに鈍感だからです。鈍感というより、気づかないようにしているといったほうが正解でしょう。
  • どうして他人のずるさに気づきたくないのかというと、自分が他者から軽んじられるような存在だと自覚したくないからです。それに気づいてしまうと、とても傷つくかもしれないのです。
  • 貧乏くじを引いてしまう男女は、いつも仕事を頼んでくる人に雑な扱いを受けていたり、たかる人にいいように使われていても、自分は愛されていると思い込みたいのでそれを認めようとしません。

表面的な関係に固執して八方美人になってしまうのも、人に好かれることにこだわっているからです。人から愛されたい気持ちが強いせいで、誰かと不仲になるとすごくショックを受けるのです。

それほど人が好きだけど自信がなく傷つきやすいのが、損な役回りにさせられる人の特徴です。けれど嫌われたくないからと犠牲的な立場に甘んじたままでは、図々しい人にとって頼みやすい人物になってしまいます。

たくさんお願いされてしんどい、これ以上スケープゴートにされたくないと思っているなら、潜在意識では薄々感づいている現実を苦しくても認めなくてはいけません。強くなることで、断る勇気を持てるようになります。

頼まれやすいキャラをやめるには

  • 人のずるさを見抜く
  • 人のずるいところを見抜けるようになると、すぐ人に頼む人に対して、彼(彼女)は私を利用しているだけだと思えます。そしてあなたが優先したほうがいい用事や人付き合いも明確になります。
  • 無理な頼みごとをされても、流されることなく自分を大切にできます。もしも誘いを断って縁を切られたとしても、そんな上っ面の友人なんていらないと思えるようになるでしょう。
  • ではどうすれば、貧乏くじを引くタイプの人が、他人のずるさを見抜けるようになるのか?便利屋扱いから抜け出すには、自分自身のずるさに気づくことが重要です。
  • 自分のずるい部分を受け入れられるようになると、自身の誠実さも認められるようになります。すると頼みごとばかりする人のほうが、自分よりずっとずるい人物だとわかるようになるのです。

「人に嫌われたくないから言うことを聞く」「波風立てたくないので知らないふりをする」こういった気持ちが、周りからお願いされやすい人が持っているずるさではないでしょうか?

嫌いな人からもよく思われたい。揉め事が起こるよりは楽だから、多少不快でも今の関係を維持しておこう。断ったら相手に悪い、相手を傷つけたくないというのは言い訳で、その実こう思っているのかもしれません。

ただ、ずるい部分や他人に悪く思われたくない気持ちは、人間なら誰にだってあります。だから自身の無意識のずるさに気づいたとしても、自分をひどい人間だとは思わないでくださいね。

断るのが苦手な性格を直すには

  • 後ろめたいと思わない
  • もし頼みごとを断って、それで相手に嫌な顔をされたり嫌われたとしても、おかしいのは相手のほうです。申し訳ないと思うのは、本来なら迷惑なお願いをしている側のはずです。
  • それなのに逆ギレするなんて、とんでもないことです。遊びや食事の誘いを断ると怒る人に関しても、相手が大人げないのです。
  • 断ったって何も言われない人だっているでしょう。お願いがエスカレートしたり、引き受けないと態度を変えるのは、相手があなたを都合のいい人と見ているからです。
  • 関係を壊したくないからとやりたくないのに受け付けてしまう人は、関係を壊そうとしているのは厚かましい人やお断りすると不機嫌になる人のほうなのだと思い、貧乏くじを回避しましょう。

優柔不断になりがちな人の場合は、曖昧な返事をして相手に期待を持たせたまま直前になって断るよりも、最初からはっきりさせたほうが後々気まずいことにならないと思いましょう。

デートのお誘いやお見合い・婚活などの恋愛の問題は、その気がないなら「好きな人がいる(彼氏・彼女がいる)」「そういう気になれない」と濁さず伝えたほうが、相手のためにもよいと考えてみてください。

口で言わないと他人のつらさがわからない人もいます。面倒ごとを引き受けすぎなときは、「ほかの作業で手一杯です」「もう限界です」とちゃんと言うのが安請け合いの防止になります。

さらに、お金の相談や怪しいビジネスの勧誘に関しては、「家族や親戚・友人でも絶対に引き受けないと自分の中でルールを決めている」といった言い方をして、断固拒否するといいでしょう。

うまく断る方法

  • 理由を伝える
  • 人間には、理由がないよりもあったほうがなんとなく納得できるところがあります。だから断るときは、なるべく理由も一緒に伝えると相手を説得できやすいです。
  • 一度OKした約束を取り消す場合も、信頼を失わないためにも、相手に納得してもらえるようなしっかりとした理由を用意して事情を説明するのが賢明です。
  • 急用や先約があって行けないとか、体調不良や家庭の事情(子供の用事や金欠など)でできないなら、ストレートにそう言えばいいでしょう。
  • また、なるべく印象を悪くしたくないなら、「私には荷が重い」とへりくだったり、別にこちらが悪いわけではないけど「ごめんなさい」と一応謝ると角が立たないです。

気が乗らないなら忙しい、都合が悪いといった明確じゃない理由でも嘘にはならないでしょう。「せっかくですが」や「あいにく」などの前置きをすれば、表現も柔らかくなります。

二度と誘われないほうがいいならかまわないですが、誘われなくなるのが嫌な場合は「またの機会にお願いします」や、「予定が合えばぜひ、また誘ってください」なんて言葉を付け足すといいです。

中には、通販(ネットショッピング)の注文や旅行先のホテルの予約をキャンセルしたいけど、お店に悪いと思ってできない人もいると思います。

そんなケースでは、私以外にもキャンセルする人は今まで何人もいたと思うからお店側も慣れっこだし、期限内やキャンセル料を支払うなら、丁寧な断り方をすれば平気だろうといった考え方をしてみましょう。

しつこい相手をあきらめさせる技術

  • 壊れたレコード法
  • 壊れたレコード法とは、まるで壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返す、一度断っても引き下がらない人の対処法です。やり方は簡単で、相手に何を言われても同じ断り文句を繰り返すだけです。
  • 「今度、一緒にランチでもどう?」「ごめんなさい、無理です」「そう言わずに一回だけでも」「ごめんなさい、無理です」「どうしてもダメ?」「ごめんなさい、無理です」例えばこんな感じです。
  • 「ごめん」や「できません」「けっこうです」といった一言を反復するだけでもいいです。強引な上司や話を聞いてくれない姑・舅の対策、しつこいセールスやクレーマーの撃退法におすすめです。

壊れたレコード法は、口下手で理由を上手に説明できないような人にも向いている、嫌なことを受け付けないスキルです。何回も依頼され、そのたびに拒んできてもう断る理由がないなんてときにも役立ちます。

たとえ相手が同じことばかり言うなと怒っても、理由を言わないと「なんで?」と聞いてくる場合でも、同じ言葉をリピートし、この人にはもう頼んでもムダだと思わせます。

その際は、なるべくやんわりとした口調を意識し冷静な接し方ができるとベストです。相手がどんな反応をしようが、レコード法でさらりとかわすことがコツです。

またもし、「人がお願いしているのに突っぱねるなんて冷たい」と相手から非難されるようなら、人に要求ばかりしているくせに上から目線で失礼なのはそっちのほうだと思い、鋼の意思で同様のフレーズを伝えましょう。

ノーと言える人になりたいなら

職場で新人の頃はいろいろと仕事を割り振られたり、目上の人から頼みごとをされる場面もあると思います。頼まれごとをなんでも断ってばかりいると、自分が困ったときに助けてもらえないケースもあります。

だからある程度は忍耐や助け合いも必要です。バランス感覚を大事にしておけば本当に断りたいときに、後ろめたさを感じることなくきっぱり断ることのできる人になれます。

周りからなめられている人の悩みの克服法も、頼みごとが多い人に下手に出てしまい、言いたいことを言うのが難しいといった短所をお持ちの方に読んでほしい記事です。

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