悪い噂を流す人の心理と末路|変な噂を流されたときの対処法

FAKE NEWSという文字と四つの矢印が出たサークルのイラスト

変な噂を流されると気になりますよね。職場や学校で家庭のことや恋愛に関して、周りの人たちにヒソヒソと噂されるのは、かなりのストレスになります。それが根も葉もない話だとしたら、とても怖いし迷惑です。

現代ではSNSなどネット上で、あることないこと書かれることもあります。悪評を立てられたり嘘を広められたときは、どう対応すればいいのでしょう?今回は、噂を流す人の心理と末路に迫りました。

自意識過剰なのが、人の噂が好きな女性の特徴です。情報に影響されやすい人たちがいるから、醜聞を広める男性もいます。デマを信じる人の理由は、自分が信じたいから。悪い噂を流されたときの対処法もお教えします。

噂を広める人の心理

いつも噂話をしている人たちは、他人の少し変わったところや周りとは違う行動にすぐ反応して、井戸端会議を始めます。そんなにも人を気にするのはなぜかは、自分が他人にどう見られているか気にしているからです。

自分がみんなの輪からはみ出ていないか気になって仕方ない (自信がない、劣等感が強い)ことが、よく人の噂をする人の原因です。そして、何もしていないのに噂される人とは、それだけ人の目を引くといえます。

人生に不満を抱えている人たちも、人から聞いた話を鵜呑みにして悪い噂を広めるようなことをします。誰かを批判してストレスを発散できるのが好都合だからです。幸せでない(不幸)なことも、噂好きの共通点です。

嘘の噂を流す人の特徴は裏で糸を引く

悪意を持って嘘の情報を流す人の目的は、人間関係の操作です。悪評を立てることで人を陥れられると知っており、周りの人に標的のことを嫌いになってほしいとき、他者の評判が落ちる話を言いふらすのです。

嫌いな人と直接言い争うとトラブルになります。けれど噂を立てることでなら遠回しに攻撃でき、ターゲットに知られてやり返される危険が少ないです。会社の人や同級生にも、相手をいじめていると思われにくいです。

自分が先に嫌なことをしたのに、「相手が怒ってきて嫌な思いをした」と誇張した話を被害者ぶって吹聴する人や、恋のライバルへの嫉妬心、仲のいい集団への悔しさから、まったくのデタラメを触れ回る人もいます。

手柄を立てたいという理由で人の情報を流す人

自分が話題の中心でいたい人は、好んで人の情報を流します。簡単に他人の注目を集めることができるし、自分には存在価値があると思えるから、有名人やクラスの人気者のプライベートを漏らすのです。

中には、周囲が騒ぐのが楽しくて、ありもしない作り事を流布させる人もいます。「みんなが自分に注目してくれる」「もっと反響がほしい」といった思いから、デマを流すわけです。

ゴシップが大好きなのは反応がほしい、興味を持たれたい、役に立ちたいといった一種の承認欲求のせいです。また、自信のなさから自分の話をしたくない人も、雑談のときに他人の話ばかりしがちです。

噂話を信じやすい人は願望に振り回されている

人間には、自分の信じたいものを信じようとするところがあります。例えば、嫌いな人のよくない噂にすぐに飛びつく人は多いです。相手のことを悪いやつだと思いたいから、根拠のない噂を鵜呑みにするのです。

「~なんじゃないの?」と憶測でものを言う人の場合は、こうであってほしいと望んでいることを語っています。意地悪な気持ちや思い込みからデマに流される人がいて、身に覚えのない話が広まります。

そうして、無責任な伝言ゲームによって尾ひれがつき、噂がひとり歩きします。真偽不明の情報に踊らされないようにするには、「想像力を働かせる」「一方の話だけで判断しない」といった心がけが大事です。

嘘の噂を流されたときの対処法

もしも誰かに根も葉もない噂を立てられたときは、つらいし勇気もいるでしょうが、それが間違っていること、作り話を拡散されて困っていることを、周りの人にちゃんと説明してください。

変な噂を流されやすい人は、誤解をとくことが大切です。自分が事実無根の話を言いふらされた被害者であることをアピールしましょう。まずは、家族や友達・仲のいい同僚・人格者の上司などに相談してみます。

信頼できる人に相談して、理解者を作るのです。たくさんの人が嘘の話を信じていたとしても、本当のことをわかっていて、自分のことを信じてくれている人が一人いるだけで安心できます。

さらに、ゴシップが好きな人の注目を浴びたいという性質を利用して、おしゃべりな人に自分に関する汚名はデタラメだと説明しておけば、勝手に本当のことを広めてくれる可能性があります。

悪い噂を消す方法は堂々とする

あらぬ噂を流されて職場や近所で孤立しているとしても、それを流している人のほうがおかしいと思ってください。コソコソ言われても、ありもしない話を信じ込んでいる人のほうが間違っているのだと思いましょう。

レッテルを貼られたときは、他人がどう思うかより自分の信念です。たとえ周囲の人があなたの言葉を信じてくれなかったとしても、あなた自身が何も間違っていないと思えることが重要です。

広まった話が事実でも同じです。誰にだって失敗や間違いはある。叩けばほこりの一つや二つ出るものです。聞こえない場所でならまだしも、他人の恥ずかしい話を本人に聞こえる所でするのは失礼です。

自分は何も悪くないと思い、誰かに揶揄されても堂々としていれば、周りの見る目も変わってきます。噂どおりの人物ではないと思わせることが、醜聞を打ち消すための対策、ひいては噂を流す人への仕返しとなります。

悪評を立てられたとしても気にしない

人間は、常に新鮮なニュースを求めています。一度流れた話を完全に止めるのは難しいですが、人の噂も七十五日ということわざがあるように、時間がたつことで取りざたされなくなる場合があります。

今はあれこれ言っている人たちも、無視していればやがてあなたの話に興味をなくすでしょう。それに、自分の目で確かめるまでは信じないというデマに流されない人や、他人の過去を気にしない人だっています。

人に自分の話をされることがムカつくとき、誰かに自分の人格を貶めるような情報を流されて苦しいときは、安易に噂を信じない人の存在を思い出し自分を勇気づける。くだらないゴシップに負けない方法です。

ゴシップ好きの撃退法

他人が自分の話に関心を寄せてくれることが、ゴシップが趣味の人間の何よりの喜びです。そのため、相手の話に興味なさげな態度をとることが、噂話を聞かせてくる人への接し方になります。

それができないときの付き合い方は、人間は人のことが気になる生き物だとある程度は割り切ることです。聞かされるのが疲れるときは、私には関係のないどうでもいい話だと思い、影響を受けないようにします。

自分の悪評を触れ回るのをやめさせるテクニックもあります。「最近、変な噂を流されてるみたいで困っている」と、噂話を言いふらしている張本人に相談します。すると相手は、罪悪感でばつが悪くなります。

そして頼られたことで、あなたの評判を下げる話を口にすることに無意識にストップがかかります。直接対決せずに、根も葉もない噂を立てる人をやっつける方法です(相手の性格によってはシメシメと思うだけですが)。

噂が好きな人の末路は信用を失う

世の中には、他人の噂話ばかりする人を嫌う男性や、ゴシップには興味がないという女性もけっこういます。ネガティブな情報に惑わされない良識のある大人からは、ゴシップ好きは下品な人物だと見られます。

それに、他人の情報を流す人は信用をなくします(特それが嘘なら)。自分のことも周りに言いふらすおそれのある厄介な人物、信用ならない相手だと周囲から思われて警戒されるのです。

誰にも相手にされなくなるのが、噂話が好きな人の行く末です。悪口・陰口の心理学では、人を叩く人たちの心理について解説しています。陰で噂されているかもしれないことに思い悩む人は、こちらもご覧ください。

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